
子供にお金がかかるから、手に職つけたいんだけど…

それなら国家資格がおすすめ♪
手に職をつけ少しでもお金を貯めたい、シングルマザーのあなた!
- すぐに就職と収入に結びつく
- 資格を取るための支援制度(支援金)がある
- これまで働いていなかった(元・専業主婦の)シングルマザーでも取ることのできる
そんな資格を知りたくありませんか?
シングルマザー歴13年の私・小暮ひじりが、これから資格を取りたいシングルマザーのために
- 育児と仕事の両立がしやすい
- ひとり親が資格を取るため&就職のための支援制度がある
- 一生就職先には困らない!
母子家庭におすすめの国家資格を厳選しました!

例えばこちら


えっ!?378万円も支給してくれるなんてすごい!

国が、シングルマザーの資格取得を後押ししてるんですよ♪
私自身もシングルマザーであるからこそ、単に支援制度があるというだけでなく
育児と仕事が両立できて、収入が途切れない
関わった人に喜んでもらえて、やりがいを感じられる
そんな仕事を、シングルマザーのために厳選しました!

「育児との両立」「収入」「やりがい」どれも大事!
実際にその職に就いている人からのアドバイスももらっていますので、
これから資格を取りたいシングルマザー(orシングルファザー)は是非ぜひ目を通してみてください!
目次
おすすめ資格その1「介護福祉士」

有効求人倍率は平成28年度厚生労働省の調査結果より引用
「何の資格を取ればいいだろう?」と迷うシングルマザーのあなたには、まずは介護福祉士をおすすめします!

子育てしながらアラフォーで国家試験にチャレンジし、見事に資格を取った現役の介護福祉士Hさんにいろいろ質問しました!
介護福祉士を選ぶメリット

家事や育児の経験が活かせるから、主婦には合う仕事だよ
現役の介護福祉士に「どうしてシングルマザーには介護福祉士がおすすめなの?」と聞いたら、真っ先に言われたのが上のセリフです。
そのうえ、
- アラフォーでもアラフィフでもちょっとの勉強で資格が取れる
- 学校へ通わずに通信教育で勉強することも可能
- 正社員になりやすい
- 引く手あまた
- 働き方もいろいろ選べる(パート、正社員、登録)
- 子供の成長に合わせ、夜勤を入れてガッツリ稼ぐことも可能
というメリットも挙げてくれました。

資格を取ったおかげですぐに就職できたし、育児との両立もできてハッピー♪
利用者がスムーズな生活を送れるようにケアすることで、相手(やその家族)の心が軽く・暖かくなる。
そんな様子を見るのが介護士冥利 に尽きるの…と現役介護福祉士のHさんは語ります。

また、シングルマザーが介護福祉士として働くケースはとても多く、事業所もシングルマザーには理解のあるところが多いとのこと。

子育て中の私も、働き方の希望をいろいろ聞いてもらってるよ

同じ職場にシングルマザーがいるの、心強いかも
「もし自分や他のスタッフが急に休みになったら、一人あたりの仕事が増えるのでは?」とも思ったのですが。
現役介護福祉士のHさんによると「訪問介護なら、例えスタッフが急な休みになっても、1人あたりの時間も1対1も変わらないよ」とのこと。

施設やデイサービス、訪問介護などあるから、自分の適性に合わせて選べばいいよ

子供の成長に合わせて現場を替えるのもいいかも♪
介護福祉士を選ぶデメリット

シングルマザーのデメリットは感じません
シングルマザーが介護福祉士として働くことのデメリットを尋ねたところ、現役の介護福祉士がキッパリと「ありません」と言い切ってくれました。
どんな仕事でも、子供が小さいうちは思うように働けなかったりするものです。

子供2人が時間差で水ぼうそうにかかったときは最大のピンチだったわ…

ひとり親だから、子供に何かあったら自分が休まないといけないし…
その点、介護福祉士は初めから自分に合った働き方(働く場所や雇われ方)を選ぶことができるので、シングルマザーならではのデメリットはないと言ってよさそうです。
おすすめ資格その2「看護師」

有効求人倍率は「令和2年3月職業別一般職業紹介状況(厚生労働省)」より引用
夜勤をこなしてでもバリバリ働きたい…!
いざとなれば実家も友達も頼れる…!
そんなシングルマザーのあなたには看護師をおすすめします!

看護師長を勤めるシングルマザー、Fさんに話を聞きました!
看護師を選ぶメリット

託児所つきの職場も多いから、シングルマザーにはありがたいわ~
自分たちの施設(病院)で働く看護師や医師のために、託児所を持っている病院は少なくありません。
シングルマザーにとって「託児所つきの職場」というのはとっても魅力的!


中には「病児保育」や「学童保育」つきの病院もあるの
看護師長Fさんも実際、病院の託児所と病児保育をガンガン利用しバリバリ働いてました!
夜勤も、子供が小さいうちは託児所・小学校に上がってからは実家の助けや友人宅に泊めてもらうなどして乗り切っていたFさん。
バリバリ働いた甲斐あって、Fさんは看護師長に昇格しただけでなく
- 新築マンション購入
- 子供を有名私立校に進学させる
ことまでできたので、もう本当に「すごい!」の一言です。

看護師なら就職先が見つけやすいし、シングルマザーにおすすめ
現役看護師長のFさんも言うように、看護師なら
- 仕事(就職先)が見つけやすい
- 引く手あまた
- 働き方(パート、正社員、登録)を選びやすい
- 子供の成長に合わせ、夜勤を入れてガッツリ稼ぐことも可能
- 子供の行事を避けてシフトを組めるので、育児と両立しやすい
というメリットがあります。
看護師を選ぶデメリット
- 資格を取るまでが大変
- 残業が断りづらい
- 子供優先が難しいことも
資格を取るまでが大変
看護師免許を取るためには、専門学校や看護大学に通うなどしなくてはいけません。
カリキュラムに含まれている病院実習はもちろんのこと、普通の授業であっても山のようにレポートを提出することになります。
授業科目も多く、軽い気持ちで入学するとシンドイかも…

やりがいのある仕事なので、頑張って合格してほしい!
残業が断りづらい
託児所がある病院に勤めてる場合、職場の託児所に子供を預けている手前、残業が断りづらいというデメリットもあります。

残業したら、子供をハグしたりしていっぱい愛情そそぎます
子供優先が難しいことも
例えば暴風警報が出て、急に子供を学校まで迎えに行かなくてはいけないようなとき。
シフトに入ってると、すぐにお迎えに行けないこともあります。

やっと迎えに行けたときは、泣いたわー…

いざというとき、助けてくれる人を見つけましょう!
実家が頼れない場合に備えて、保育園のママ友や隣近所、学童の先生にも協力をお願いするのが「いざというとき」を乗り切るコツです!
おすすめ資格その3「歯科衛生士」

有効求人倍率は「歯科衛生士教育に関する現状調査の結果報告(H29)」より引用
夜勤はちょっとツライから、日勤で長く勤められる国家資格を取りたい!
そんなあなたには歯科衛生士をおすすめします!

現役の歯科衛生士Mさんに話を聞きました!
歯科衛生士を選ぶメリット

夜勤は無いし、定年まで長く勤められるよ♪
「夜勤なし」「長く働ける」という条件でシングルマザーが資格を取るなら、歯科衛生士の右に出るものはありません!
実際に、50代の歯科衛生士は年々増え続けているんです。
グラフは日本歯科衛生士会ホームページより引用

50代の歯科衛生士が一番多いのね!

ライフスタイルの変化に合わせ、働き方を変えやすいからね♪
他にも歯科衛生士のメリットをあげると、
- 国家試験の合格率が(ほとんどの年で)95%超と高い
- 有効求人倍率が20.5倍と、めちゃめちゃ高い
- 歯科診療所は全国にあり、環境が変わっても仕事を続けやすい
- 歯科診療は予約制のことが多く、定時で上がりやすい
- 育児や介護と仕事を両立している人が多い
- 「認定歯科衛生士」へのキャリアアップも目指せる
など、シングルマザーにとってとても働きやすいことが分かります。

患者さんがご飯を美味しく食べられるのが私の喜び♪
歯科衛生士を選ぶデメリット

最低3年は学校に通うことがデメリットかな?

でも、その学校で仲間を見つけられたら楽しいよ
歯科衛生士になるためには、最低でも3年間は厚生労働省が指定する学校に通わなくてはいけません。
ですが、たとえば夜間部の学校なら様々な年代の人たちが通っているので、むしろ仲間の存在が励みになることも。

デメリットはないと言ってもよさそうですね♪
資格を取るための、支援制度シミュレーション

いざシングルマザーが国家資格を取るとなったときに、どんな支援制度が使えるのかチェックしてみましょう!
シングルマザーが仕事の資格を取るために使える3つの支援制度

使えるのは、この3つ!
- 自立支援教育訓練給付金
- 高等職業訓練促進給付金
- ひとり親高等職業訓練促進資金貸付事業
自立支援教育訓練給付金
20歳未満の子供がいて、児童扶養手当の受給資格を持っているシングルマザーであれば、教育訓練の終了時に20万円が支給されます。
高等職業訓練促進給付金
20歳未満の子供がいて、児童扶養手当の受給資格を持っているシングルマザーが学校に通う場合、毎月10万円(最後の1年は毎月14万円)が支給されます。
令和元年からは支給期間の上限が4年に延長されました!

通学じゃなくて、通信教育でもいいのね!

高等職業訓練促進給付金をもらうには、審査が必要だよ
・世帯の所得(少ない方が受かりやすい)
・同居や近所の親族から子育て支援があるか(ない方が受かりやすい)
・子供の人数(中学校卒業前までの子が多いほうが受かりやすい)
などで決まります。
ひとり親家庭高等職業訓練促進資金貸付事業
高等職業訓練促進給付金をもらえるシングルマザーにお金を貸してくれる制度です(入学準備金50万円・就職準備金20万円)。
「貸付」とありますが、給付金を支給してくれた自治体に5年間勤めたら返済不要なんです…!

返さなくていいなんて、涙が出るほどありがたいわ~!
もしシングルマザーが国家資格を取るなら?支援制度フル活用だと、こうなる!シミュレーション
介護福祉士になるために、2年制の学校に通う場合を想定してシミュレーションしてみると、以下のようになります。
(所得が児童扶養手当を支給される水準で、20歳未満の子供を養育していて、過去にこの制度を利用していないという条件を満たすと仮定)

自治体職員との面談が必要なこともあるので、利用したいときには窓口へ確認を。
最大20万円の給付を受けられる
1年目は毎月10万円、2年目は毎月14万円が支給される
この審査に合格すると、「ひとり親家庭高等職業訓練促進資金」を借りることができる
入学準備金50万円、就職準備金20万円を借りることができる
資格を取り、貸付してくれた自治体に5年間勤めれば、借りたお金は返済不要
上でシミュレーションした通りに支援を受けることができた場合、支給される金額の合計は378万円となります。
介護福祉士になるための学校(2年制)の学費は、およそ200~250万円。
国からこれだけの支援制度が受けられるなら、赤字になることはまずありません。
同様に、シングルマザーが看護師や歯科衛生士を目指す場合も、国からの支援制度が利用できます。
「自立支援教育訓練給付金」と「高等職業訓練促進給付金」は、国や自治体が定めた資格なら併用し両方とも受けることができます

制度を併用できる資格の代表例が、介護福祉士や看護師、歯科衛生士なのね♪

看護師の場合、さらに病院から奨学金を借りられることも
シングルマザーが資格とるなら?おすすめ資格と支援制度まとめ
シングルマザーが就職に優位な資格を取る場合、おすすめは
- 介護福祉士
- 看護師
- 歯科衛生士
の3つです。
いずれも国家資格で、育児と仕事の両立がしやすく長く安定して勤めることのできる、シングルマザーにおすすめの職業です。
さらに、上で紹介した3つの国家資格は、シングルマザーが資格を取るときに
- 自立支援教育訓練給付金
- 高等職業訓練促進給付金
- ひとり親家庭高等職業訓練促進給付金貸付事業
の3つの支援制度が利用できるのもメリットです。
この記事で紹介した内容が、参考になれば幸いです。